BARBARAS - 2006-2008 (LP)

(2000年代半ばに活躍したメンフィス・ポップ・バンド「バーバラス」の初のアルバムがリリースされた。中心メンバーであるビリー・ヘイズとステファン・ポープはジェイ・リータードのバック・バンドやウェイビーズなどでも活躍しており、メンフィスのパンク〜ガレージ・シーンではちょっとした有名人と言ったところらしい。となると音の方もかなり期待出来そうだが、当初予想したのとは若干方向性が違ったがレベルはかなりのもの。サウンドの基本はパンクだがビーチボーイズやデル・シャノン、バブルガム、グラム・ロックなどのエッセンスを加えて究極とも言えるポップ・ロックを奏でる。キャッチーなメロディや爽やかなハーモニーもふんだんにフューチャーされており過ぎ去った夏の日々を回想するのにピッタリの一枚ではないでしょうか。時折登場するワイルドなナンバーではパンクスらしい一面も覗かせ良いアクセントとなっている。ちなみに本作はジェイのプロデュースのもと制作するも、ジェイの死によってお蔵入りになっていた音源をアリシア・トラウトのヘルプによって完成させたもの。音楽性も出来も良いのでプッシュすれば確実に売れるアルバムと言えそう。もっともバンドは既に解散しているらしいので、本人的は微妙なところかも。)

Track Listing
1) Day At The Shine
2) Heaven Hangs
3) Grief Touches Everyone
4) Topsy Turvy Magic
5) Superball
6) Only One
7) Breathing Underwater
8) Devour The Jungle Dear
9) Grey Eggs
10) Flow
11) Why Should I Love You?
12) Bluebirds
13) How Many Times
14) Summertime Road
15) Annual Botanical
型番 Goner - 82GONE
販売価格
1,650円(税150円)
購入数